コミュニケーションツール戦国時代の現代では、生活の中心がSNSになっています。
気軽にいつでもコミュニケーションが行えるのは大きなメリットですが、デメリットも存在しているのです。
近年ではSNS疲れや依存症、さらにはデジタル認知症という新しい病名まで誕生しました。
SNSの通知が気になり集中力を欠いたり、些細なことで炎上してノイローゼになったりするケースもあります。
本来は楽しいはずのコミュニケーションが日々の生活を脅かすのは由々しき問題です。
しかし、現代で生活する上でSNSの存在は無視できないほど大きなものになっています。
生活の中心になったSNSと、どのような距離感を保つが良いのか考えてみたいと思います。
ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなど様々なSNSが普及しています。
老若男女が匿名でつぶやくツイッター、実名でコミュニケーションするフェイスブック、若者を中心に広がるインスタグラム、使い途はいろいろあります。
こうしたSNSはコミュニケーションする場所として非常に魅力的でしょう。
自分と違った価値観を見ることができたり、今この瞬間に誰かが経験したことを身近に感じることができたりするからです。
友人や知人の行動や考えを見たり、そしてコミュニケーションしたりするのは常に世間との繋がりを感じられます。
SNSを通してコミュニケーションを学んだ子供は、大人よりも会話が得意になった事例もあります。
SNSを通して分からないことを知ることもあれば、海外の友人を作りコミュニケーションする場合もあるでしょう。
簡単に世界とコミュニケーションが行えるメリットは計り知れません。
だからこそSNSは人々の生活の中に深く溶け込み、中心的な存在になったのです。
楽しいSNSはいつでも、いつまでも繋がっていたいと感じます。
居心地が良い空間なら尚更その気持ちは強まって行くでしょう。
ですが、SNSが生活の中心になり過ぎてトラブルになるケースもあります。
代表的なのはSNS依存症でしょう。
常にSNSを見ていなければ落ち着かず、勉強や仕事、遊びですらまともに行えないほど熱中してしまうのです。
そしてSNSを確認出来ない状態が続くと不安になり、精神的に病んで入院することさえあります。
気軽にコミュニケーション出来るからこそ、その中でも大切な人やものを見つけるのが良いです。
すべてを平等にすることは出来ないので本当に大切なものだけを守るようにするとSNSが負担にならなくなります。
日常生活に支障が出ない内は良いですが、影響が出るようならSNSとの距離感を見つめ直してください。
SNSはあくまでもコミュニケーションする道具の1つです。
大切なのはコミュニケーションすることではなく、誰のために利用するかです。
自分のためでも良いですし、大切な友人や興味があることでも良いでしょう。
目的が何かを考えて利用するとSNSとの距離感が自然と分かって来るはずです。